ごはん　牛乳　キンパ風（肉、ナムル、韓国のり）　冬瓜の中華煮

　ごはん　牛乳　里芋コロッケ　ひじきの炒め煮　たこ団子汁　ふりかけ

　秋が近づいてきて、里芋が旬の時期を迎えています。給食では、年に１度は里芋コロッケを出しています。じゃがいもよりも、粘りがあってしっとりとしており、食べやすいので人気があります。里芋の粘りは「ガラクタン」と「グルコマンナン」という成分によるものです。どちらも水溶性の食物繊維で、腸の中で水分を含むので便秘気味の人におすすめです。腸だけでなく、胃の粘膜を保護する効果もあるので、夏の暑さで疲れた胃腸の調子を整えて、元気にしてくれます。その季節にあった食材を食べることで、自然とその季節の体の不調を整えてくれるので、旬の食材を意識して食べるようにしましょう。

　小型ロールパン　牛乳　ベジタブル焼きそば
　ミートボールのレモンソース　ぶどうゼリーポンチ

　ベジタブルとは、英語で野菜を意味します。今日の焼きそばには、キャベツ、にんじん、玉ねぎを入れています。焼きそばに玉ねぎ？？と思った人もいるかもしれませんが、いためた玉ねぎから甘味が出てとても美味しくなります。給食の焼きそばは、具材が多く水分もたくさん出るので、麺を一度オーブンで焼いて、火を通しながら水分を飛ばして、いためた具材にからめるという調理工程をしています。家庭では、手軽に調理できるメニューですが、給食では手間をかけて作っています。子どもたちに大人気なので、調理員も暑い中頑張って作ってくれています。

　ごはん　牛乳　さばのカレー焼き　肉じゃが　彩り和え

　皆さんのご家庭では、どんな魚料理を食べていますか。給食では、焼いたり、揚げたり煮魚にしたり、汁物に入れたりするなどいろいろな方法で調理をしています。肉と比べると、魚が苦手な子の方が多く、特に皮付きでくさみが出やすい焼き魚は食べにくいようです。少しでも食べやすくするために、給食では味付けを工夫しています。今日の給食に使用したさばは、くさみをやわらげるために、味付けにカレー粉を入れています。和風のつけだれに少しカレー粉を加えるだけで、食べやすくなり、暑くても食欲アップにもつながるので、ご家庭でもぜひ試してみてください。

　天どん（ごはん）　牛乳　昆布和え　なすとさつまいものみそ汁

　まだ残暑が続いていますね。暑いときは、白いご飯がなかなか進みません。少しでもご飯を食べやすくするために、今日は、えび、玉ねぎ、みつばの天ぷらにたれをかけて食べる天どんにしました。そして、少しずつ秋の訪れも感じてもらえるように、みそ汁には、秋なすとさつまいも、しめじを入れました。だしの香りで秋の味覚を感じながら味わって食べてもらえたらと思います。

　ごはん　牛乳　鶏肉と野菜のうま辛炒め　かに玉風卵焼き　バンサンスー
　発酵乳

　ご飯　牛乳　豚キムチどんぶり　きゅうりの香り漬け　サンラータンスープ

　サンラータンスープとは、酢の酸味と唐辛子の辛味をきかせた中華料理のスープです。スーラータンとも呼びます。日本では、このスープに茹でた麺を入れたサンラータンメンという料理も生まれました。給食では、辛みは付けず、酸味もマイルドに仕上げて食べやすくしています。

　鮭ちらしご飯　牛乳　きんぴらごぼう　お餅入り野菜汁
　ひとくちピーチゼリー

　中華麺　牛乳　汁なしタンタンメン（たれ・ナムル）
　愛知のしそ入り鶏春巻き

　タンタンメンとは、中国発祥の麺料理です。ラーメンとの違い、チーマージャンと呼ばれるごまペースト、豆板醤やホアジャオという辛味のある調味料を入れるのが特徴的です。今では汁有りのタンタンメンもありますが、もともとは汁が無く、麺にたれをからめて食べるものでした。今日の給食は、そのタンタンメンの原型をイメージした、汁無しタンタンメンを作りました。本場のような辛味はなく、子どもたちにも食べやすいように甘辛い味付けにしています。

　ご飯　牛乳　いわしの梅煮　揚げじゃがいものそぼろ煮　わかめのみそ汁

　「揚げじゃがいものそぼろ煮」は給食で人気の和食のおかずの１つです。サイコロ状に切ったじゃがいもを油で一度素揚げしてから、ひき肉や玉ねぎ、にんじんなどの具材を炒めて甘辛いタレで味付けしたものと一緒に煮込んで作ります。肉じゃがよりもひと手間かかりますが、芋の甘みとホクホク感が楽しめ、とてもおいしいです。

　９月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。夏休みの間、昼食を食べていなかった子や、甘い冷たいデザートを食事の代わりにしている子、暑さで少し食欲が低下している子もいるようですが、徐々に学校の生活を取り戻し、給食でも１人分の量がしっかりと食べられるようにサポートしていきたいと思います。

　カレーライス（麦ご飯）　牛乳　福神和え　カラフルゼリー

　今日は、夏休み前の最後の給食です。最終日は給食時間が早くなる学校が多いので、子どもたちが大好きで早く食べることができるカレーライスにしました。給食のカレーには、中辛のパウダーのルウと甘口のフレークのルウの２種類を使い、フルーツを煮詰めて作ったチャツネ、ケチャップ、ウスターソースなどを入れて味付けしています。

カレーのスパイスには、食欲増進や殺菌効果などがあります。スパイスは大量にとると副作用もありますが、漢方薬に使われるものもあり、適量をとることは健康によいとされています。食欲が落ちる夏こそ、スパイスの効いたカレーでスタミナを付けましょう。

　ご飯　牛乳　鶏肉の照り焼き　にんじんのツナたま炒め　塩麹のうまみ汁

　夏休み前は、給食時間が早くなる学校が多くなります。昨日から小学校５校、中学校１校の給食時間が早くなっているため、給食センターではいつもより朝早く調理員さんたちが出勤してくれ、迅速に調理作業を進めていってくれています。

　今日は塩麹味の汁物でした。塩麹とは、米麹に塩と水を加えて発酵・熟成させた日本の伝統的な調味料です。麹菌の酵素のはたらきで、食材のうまみを引き出して、肉や魚を軟らかくする効果があります。愛西市の給食では、汁物以外にも、焼き魚の味付けや和え物などいろいろな和食料理に活用しています。風味がよいので、塩だけで味付けるよりも、うまみが増して味わいのある汁物になります。ご家庭でもぜひ活用してみてください。

　豚骨白湯ラーメン（中華めん）　牛乳　海苔塩ポテト　とうもろこしのサラダ

　海苔塩ポテトは、素揚げしたじゃがいもに、海苔と塩を振りかけたとてもシンプルな料理です。秋から冬になると、里芋も入れて作っています。作り方はとってもシンプルですが、給食センターは食数が多いので、今回使ったじゃがいもの量は１５０ｋｇもありました。大型のピーラーに入れて洗って皮をむいていますが、じゃがいもは芽にソラニンを含んでいるため、芽が残っていないか一つ一つ調理員さんが確認をして、残った芽や皮を取り除く作業をしています。

　じゃがいもには、エネルギー源となる炭水化物、肌や粘膜を丈夫にするビタミンＣ、血圧を正常に保つカリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。

　ご飯　牛乳　ハンバーグガーリック味　切り干し大根のソース炒め
　夏野菜のみそ汁

　今日のみそ汁には、なす、トマト、かぼちゃなどの夏野菜がたくさん入っています。また、なすは愛西市産の新鮮なものを使っています。なすは苦手な子が多い野菜ですが、実には水分が多く、皮には抗酸化作用のあるナスニンという成分を含んでいます。夏は、冷たい食べ物や飲み物ばかりをとってしまいますが、水分の多い夏野菜にも体の熱を冷ます効果があるので、食事にも夏野菜を取り入れて、夏バテや熱中症を予防しましょう。

　小型ロールパン　牛乳　ペンネマカロニのミートソース　いろどりサラダ
　マスカットゼリーポンチ

　今日は、彩りのよい野菜を使ったサラダを作りました。キャベツに水菜、黄パプリカ、赤パプリカを入れて、カラフルに仕上げました。また、デザートには、シャインマスカットの果汁入りのゼリーを入れた冷たいフルーツポンチも付けました。生のフルーツは高価なので、最近の給食ではなかなか使えませんが、ゼリーの味を季節によって変えることによって旬を感じてもらえたら…と工夫をしています。

ご飯　牛乳　あじのおろしソースかけ　きんぴらごぼう　スタミナ汁

　毎日暑い日が続いていて、夏バテしている人もいるかもしれませんね。食欲がなくなるこの時季でも食べてもらいやすいように、今日のみそ汁にはキムチを入れてスタミナを付けてもらおうと考えました。キムチの辛味は、唐辛子という香辛料に含まれる「カプサイシン」という辛味成分によるものです。食欲増進や血行をよくする効果があり、寒い時季に食べるイメージがありますが、発汗を促すので食べてからしばらくすると体が少し冷えてくる感覚もあります。白みそで味付けし、辛いのが苦手な子でも食べやすいようにマイルドな辛さに仕上げました。

　ご飯　牛乳　生揚げの肉みそがらめ　野菜の青じそ和え　八宝湯

　中華料理に八宝菜という料理があります。八つの具材が入っているという意味ではなく、具沢山の炒め物という意味で「八宝」という名前が付けられています。「湯」にはスープという意味があるので、八宝湯は中華味の具沢山のスープという意味になります。今日の給食には、いか、えび、たけのこ、たまねぎ、チンゲン菜などの具材を入れました。また、成長期に必要なエネルギーをしっかりとってもらうために、韓国のお餅「トック」も入れています。

　ご飯　牛乳　ミートボールのレモンソース　もやしの昆布和え
　冬瓜のカレースープ

　冬瓜は夏が旬の野菜です。水分が多いので、体の熱を冷ます効果があります。また、カリウムが多いので、体にたまった余分な塩分を排出して血管を健康な状態にしてくれる効果もあります。だし汁としょうゆ味で煮込んだ汁物や、とろみをつけて冷やしたくず煮など、和食の料理にすることが多いですが、味にくせがなく調理料が染み込みやすいのでカレー味や中華味、マーボー味にしておいしく食べられます。今日は、さらっとしたカレースープに仕上げました。