ご飯 牛乳 厚焼き卵 ひきずり ほうれん草としらすの磯香和え
皆さんは、「ひきずり」という料理を知っていますか。「ひきずり」とは、すき焼きのことで、愛知県で昔から食べられてきた郷土料理です。その名前の由来は、「すき焼き鍋の中で引きずるようにして肉を焼くから」など、いくつかの説があります。愛知県では、昔からお客さんが来たときに「ひきずり」を作ってもてなしていたそうです。今では、やり残したり、引きずっていたりするものを、その年の内にしっかり片付けて新年を迎えようという意味合いで、大晦日に「ひきずり」を食べる家庭もあります。家庭ではあまり食べられなくなってきた郷土料理ですが、受け継いでいきたい大切なものなので、給食に積極的に取り入れています。