12月10日、避難訓練を行いました。担任からの事前指導が始まりました。地震と火災の発生時の対処の仕方、４原則「おはしも」の徹底、避難経路などについてしっかりとした知識を得ました。

「訓練訓練、地震が来ます。強い揺れに警戒してください」の緊急速報後、速やかにシェイクアウトの姿勢を取り、机の脚をしっかりと持ちました。１０秒ほどで地震音が響きました。じっと体を守り我慢する時間が続きました。

しばらくして非常ベルが鳴り響き、押された火災報知機の確認がされました。そして、消火班の教師が消火活動のため、火元の家庭科室に消火器をもって駆けつけました。

「北館３階家庭科室より出火、燃え広がる恐れがあり、すぐに運動場に避難しなさい」の放送での指示があり、児童は一斉に避難誘導班の教師について避難を始めました。

二次避難の集合場所である運動場南の本部の旗の前に全校児童が集合し、人員確認が行われました。校舎を出てから実にスムーズな移動で余分な話をする子がなく、静かに指示を待つことができ、時と場に応じた行動に児童の成長を感じました。

児童へは消防士と校長から訓練についての講評や地震・火災について注意すべきことについての話を聞き、寒い中ではありましたが避難についての大切なことをみんなでしっかり学びました。