社会福祉協議会の中野さんには、他にも特別な車いすを持ってきていただきました。自分の力だけでは体を支えるのが困難な人のための車いすです。頭や首を支えるためのヘッドレストがついて、背もたれを少し後ろに倒すことができたり、足をのせる部分も上にあげて、ベッドのようになる機能もありました。

これも子どもたちが交代で体験しました。自力で体が支えられない人は車輪を自分で回すことができず、タイヤは小さく手が届かないので、友達に押してもらって移動していました。

単に障がいのある人といっても、人によってさまざまであり、一人一人に合った工夫が必要であることが分かりました。