下の写真は、車いすでスロープを上がっているところではありません。

実は段差やスロープを車いすでおりたり、数人で力を合わせて階段を降りる時には、車いすを後ろ向きにします。前向きでおりると乗っている人が落ちてしまったり、落ちなくても恐怖を感じやすくなるからです。実際に車いすを使っている人の話は使っていない人にとっては想像もできないようなことがよくありました。
子どもたちは、時間の許す限り吉田さんに話を聞き、少しでも参考になること、ヒントになることを見つけようと質問しました。全体で話すときばかりではなく、気づいたことがある時や、グループ別に活動を始めた時など、さまざまなことを教えていただきました。



一部の児童は、どのようにトイレを利用するのかなどの話を聞き、下半身の感覚がない人が、排尿をどうしているのかの工夫を聞き、大変さを想像していました。また、大震災などで避難したときの大変さや気を遣うことなど様々な視点からの話も聞くことができました。
吉田さんからの質問に「パーキングパーミット」というものがありました。実は様々な県などで行われているが、愛知県ではまだ実現していない制度だそうです。興味のある人は調べてみましょう。
吉田さん中野さんありがとうございました。