一昨日1月15日の今頃は、西川端小学校だけに地震が起きていました。避難訓練だったのです。ただ、いつもの訓練と違うのは、授業中に先生がいるところで起きるのではなく、昼放課で、みんながそれぞれ思い思いの場所にいる時に地震が起きることです。運動場にいる人、図書室にいる人、教室にいる人、廊下にいる人、そしてトイレにいる人など様々でした。
実際の地震も、いつどこにいる時に発生するかはわかりません。この辺りは近いうちに起きると言われ続けてもう数十年です。本当に明日、いや、今起きてもおかしくないわけで、このような訓練はとても重要です。


そして、今日17日の朝にも、シェイクアウトの訓練をしました。外にまで出る避難はしなかったのですが、いつ災害が起きても無意識にでも自分の身を守る反応ができるくらいになれるといいですね。

ご存知の通り
本日1月17日は、阪神淡路大震災から25年です。地震の後、神戸の町中が焼けてしまい、まるで戦争の空襲の後のような景色になってしまったことはどの時代になっても忘れてはならないでしょう。関東大震災の写真や映像はなかなか見ることはできませんが、阪神淡路大震災や東日本大震災は資料がたくさんあります。6000人もの死者の多くは地震そのものよりも、倒れてきた家具や落ちてきた屋根につぶされたり、その後に起こった火事によって被害にあいました。うまく耐震の工夫をしていたり、避難ができていたら、もしかすると被害者は少なくなったかもしれません。「天災は忘れたころにやってくる」というように、
忘れてしまったら同じ規模の災害であっても被害はより多くなるでしょう。 日ごろからの訓練をしっかりしたいものですね。
家庭でも、家にいる時の避難の仕方はどうするか、どこかに買い物や遊び、旅行などに行った先ではどうするかなど、ことあるごとに考える癖をつけておけば、パニックになることなく安全に避難できるのではないでしょうか。