今日、3年生は、愛西市内にある市川木魚と瑞逢社に見学に行きました。禅宗のお寺には欠かせない「木魚」ですが、現在まで作り続けているのは全国でも数少なく、特に寺院専門の大きな木魚を作っているのは、この市川木魚だけになっているそうです。


楠(クスノキ)の大木から作るのですが、まず最初に何年もかけて乾燥させることが大切なので、作業場の2階には何百もの製作途中の木魚が乾燥するのを待っており、あくまでも自然乾燥なので、小さなもの(直径30cmくらい)で3年、大きなもの(直径1m以上)は7年もかかるようです。

また、良い音で響かせるためには独特の工夫があり、だからこそ全国のお寺から選ばれているのだそうです。
なお、子どもたちが一番驚いたのは、大きな木魚の値段が家が買えるくらい高いということでした。
特別な技術というのはそれだけで価値があるのですね。小学生のみんなも、「これだけは誰にも負けない!」という技術や意思を持てるように頑張りましょう。