昨日紹介した部分日食は見ることができたでしょうか?
天気予報では曇りか雨でした。そして、やはり実際にも雨で、残念ながらほとんどの人が見られなかったのではないでしょうか? どこかほかの地域に旅行していて見られた人は幸運です。天候と、自分の記憶と行動力が伴って、しかも予定が合わないとチャンスがなくなるのですから。
テレビのニュースなどではきっと見られた地域の映像を放送されると思いますが、他人が撮った写真やビデオで見るのでは、本当の意味であとまで残る自分の知識や体験にはならないでしょう。例えば今の季節、夜には星座がとてもきれいに見えます。空気が乾燥して見やすいことに加え、すべての一等星のうち3分の1が冬に見えるのでとても星座が分かりやすいのです。でも、そのことを知っていても、冬の夜の寒さの中で、空を見る余裕や意思があり、ある程度の星座の知識がなければ感動は味わえないでしょう。星座早見盤とは規模が違います。
もし、次の機会に出会ったらぜひ、実物で体験してほしいと思います。日食に限らず様々な体験をしてくださいね。