
レタスチャーハン 牛乳 春巻 トック入りわかめスープ
1合、1升、1斗。昔から、食べ物は「容積」で量られることが多かったようです。最近の料理のレシピでも、小さじ1、大さじ1、1カップなど、あまり意識せずに容積を使っています。
5年生の教室に入ると、黒板には「容積の求め方」が書かれていました。そこで、上記のような説明をした後、「食べ物は何で『重さ』ではなく、『容積』で量っていたのか」について考えてもらいました。
なぜでしょうか?
容積は液体を量るのに向いていますが、米など粒状のものは、量り方によってかなりの誤差が出ます。それにもかかわらず、歴史的に容積で量ってきたのは、そもそも重さを量る機械が一般的ではなかったからでしょう。
算数の学習と関連して、「容積は料理の世界でよく使われている」ということを知ってもらいたかったので、今日は軽く説明しました。機会があれば来年、社会科の歴史学習の時にもう少し詳しくお話しできればと思います。大名(藩)の経済力は米の取れ高で評価され、「石」という容積の単位を使っていたことなどを。
ホワイトボードに用意したのは、「もやしは主に 植物の〇〇の部分を 食べる野菜です」という問題でした。もうすぐ理科で、いんげん豆の成長の様子を学習します。その学習を通じて、
もやしは主に「根」ではなく、「茎」の部分を食べていることを理解してほしいと思って作った問題です。