愛西市立北河田小学校
 

佐織高等小學校

佐織高等小學校

 高等科兒童は元本村外一町三ヶ村の組合立なる津島高等小學校へ通學し居たるが、時勢の進運に伴ひ、明治四十二年三月、組合解散の必要に迫られ、本村は見越の民家を假校舍として、單獨に設立し明治四十三年七月、大字諏訪郷東に新校舍成り、佐織高等小學校と稱せり。其の後約七星霜を無事經過せしが、村内の事情により、大正五年十二月十一日、廢校となり、北河田尋常小學校に併置せられ佐織尋常高等小學校と稱するに至れり。されど校舍は何れへも移轉せず、依然として一分敎塲の様にありたれば、管理上敎授上非常の不便不利を免れず、依て?々その統一説起りたれども、議成立せず遂に大正十二年三月十二日、分離して元に歸り、現今の單獨高等小學校となれり
 櫻木告太郎創立の校長として就職し、後祖父江信秀二代目として就職し、井戸田儀三郎其の後を禀け現在に至る


昭和4年3月 佐織町教育会刊行 佐織村史 より抜粋

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