
黒ロールパン 牛乳 オムレツ じゃがいもとたこのアヒージョ バジル風味のスープ
今日のホワイトボードです。
絵の上手、下手は、問題ではありません。
食べ物に関係があるイラストならこれでいいでしょう。
しかし理科(生物)では、間違っています。
それはどこでしょうか? これが今日の問題。
4年生の教室です。
「足の数」→「8本であっています」
「目玉がない」→「違います」
「吸盤がない足がある」→「そこではない」
「違う」と言われれば言われるほど、子どもたちはヒートアップしてきます。
中には「目の位置がもっと下」というような、核心に迫る発言も。それには「いい答え!30点」と答えました。(正解に関係がある、目や口の位置についての回答には、点数で評価しました)
あまり興奮しすぎて、食がおろそかになってもいけないので、答え合わせをします。
「正解のひとつは、これを見てください」と言って、ある図鑑の写真を見せました。写っているのは、イカとタコです。2つとも、イラストとは上下が逆になっています。「ですから正しくは、こちらの向きになりますね」と、ホワイトボードを逆さまにしました。
「もう一つは、この写真を見てください」と言って、目と反対側に口(正しくは漏斗)が写っている写真を見せました。「イラストで口のように書いてあるのは水を吹き出す口で、体の後ろ側についています。本当の口は、腕(足)と腕の間にあるんだよ」と説明しました。
でも、写真で見るタコはとってもグロテスク。食べ物としてのイラストは、いつもの「かわいいたこ」でいいと思います。