
麦ごはん 牛乳 キーマカレー 切り干し大根とベーコンのソテー 手作りパイン蒸しパン
今日は、1年生の保護者を対象とした給食試食会がありました。お世話をいただいたPTAの皆様もありがとうございました。
お決まりの「給食の説明」の後、「栄養のチームワーク」と題して、「最強の日本代表のサッカーチームを作りたいと思います。どのような選手を集めたらいいですか」という質問から、約20分間の講話をさせていただきました。6つの基礎食品群の図を「体の中の栄養のチーム」と考え、サッカーのチーム作りと対比することで、いろいろなタイプの栄養素を摂取することで、栄養素が体の中でチームワークよく働くことを説明しました。
給食時間のホワイトボード問題
6年生と保護者の皆様に問いました。
今日のごはんにまぜてあるのは?
① こむぎ
② おおむぎ
③ げんまい
答えは②の「おおむぎ」 です。
挙手の結果 6年生 ②3割 ③7割。
保護者 ②8割 ③2割。
6年生の「玄米」の数の多さが意外でした。最近、玄米の話題が多かったからでしょうか。
その後のお話は、以下の通りです。
昔の日本、精米技術が低いころは、玄米に近いご飯や、大麦などの雑穀を混ぜて食べていました。白米を食べる文化が広まったのは「給食」。それも「軍隊」の給食でした。日本各地から集められた人が、軍隊の給食(主に陸軍)で白米のご飯を経験しました。その方々が地元に戻ることで、しだいに白米を主食にする人が増えたそうです。それに伴って、栄養不足による病気も広がったと考えられています。
最近、米が手に入りにくくなったことで、大麦や玄米を「米」に混ぜて食べることが注目されました。実は、私の家でも数年前からやっています。みなさんのお家でもいかがでしょうか。