
ルーローハン 牛乳 スタミナ汁 さつまいものミニケーキ
ホワイトボードに「ルー」と書いて、「読めるかな」と問いかけると、「ルー」と読んでくれました。
1年生。カタカナは学習済みのようです。
続けて「ロー」、「ハン」と書くと、これらも元気に読んでくれました。
「ルー」は、醤油味のこと。
「ロー」は中華料理で、(豚)肉のこと。
「それでは『ハン』は何ですか」という質問に、パッと数名の手があったので「せ~の」と声をかけると、「ごはん」と声をそろえて答えてくれました。
あまり長くお話ししていると、食べることがおろそかになってしまうので、さっと切り上げて、今度は6年生の教室に向かいます。
ホワイトボードに「石」と書いて、「読めるかな」。
「いし」という声に、「いし以外」。
「せき」という声に、「せき以外」。
「・・・・こく?」。「それ。最近社会の勉強で『こく』と読みましたね」。
・税収の大半は、年貢としての米。
・武士の給料は、主に米でもらう。
・大名の地位は、主に米の取高で評価される。
その単位に使われていたのが「石」で、約180リットル、当時の人が1年間に食べる量の目安となっています。
その後は、縄文時代から後の、日本人口の推移を表とグラフを用いて説明しました。縄文時代の後半に一度、大きく人口を減らしていますが、弥生時代に入って稲作が定着してからは、緩やかに増加しています。
「この人口増加に大きく関係しているのが、米の取れる量です。ただし、明治時代に入ると少し事情が異なります。また社会の時間に勉強してくださいね」。
1年生と6年生。全く反応は違いますが、それなりに楽しい給食時間を過ごしている様子でした。