
小型ロールパン 牛乳 トマトソースのペンネ 手作りオムレツ イタリアンサラダ
徐々に秋らしくなってきましたね。
「実りの秋」。夏の間に太陽のエネルギーを受けて栄養を蓄えた、たくさんの作物が収穫されま
す。さて、今日は・・・。
3年生の教室へ。ホワイトボードには、次の記述。
「 」が赤くなれば
「 」が青くなる
「青くなるところは、仕事の名前が入ります」と言って、
① けいさつかん
② おいしゃさん
③ しょうぼうしさん
と印刷された用紙を見せました。前半のクラスは、半数以上が②を選びましたが、後半のクラスは②と③が同数くらいでした。「答えを書くよ」と言いながら「いしゃ」と書き加えました。「昔のことわざだから、お医者さんのことを医者って言うんだね」。
お医者さんが青くなる理由を説明した後に、「何が赤くなれば、お医者さんは青くなるのでしょう。食べ物の名前が入ります」。
「トマト」、「ピーマン」、「りんご」、「いちご」など、いろいろな答えが出ました。用意した食品イラストのうち、トマトとりんごのイラストを提示して、「あと一つは、真っ赤な色ではなく、どちらかと言えばオレンジっぽい色になります」と言うと、「みかん」という声の大合唱。
「おしい、みかんではない・・・」。少し間を置いて、「かき?」。やっと、答えのかきが出ました。
「トマト、りんご、かき。だいたい、この3つが入りますが、日本の古いことわざといことを考えると、もともとは昔から食べられている『かき』だったと思います」と伝えました。
「このことわざは、『かきを食べれば病気にならない』というのではなく、『かきが赤くなる季節には、栄養豊富な食べ物がたくさん収穫されて健康になる人が多く、結果的にお医者さんにかかる人が少なくなる』という意味だそうです。『かきだけ食べればいい』ということではないのですね」。
実際には、こんなきれいな説明ではありませんでしたが、何とか3年生にもわかってもらえるようにお話ししました。
今のお医者さんは、こんなことでは青くならないので、バランスよく食べて病気にならないようにしましょうね。