
秋の味覚の五目ご飯 牛乳 愛西みつばと春菊の香り揚げ 愛知のかきたま汁
今日は「混ぜご飯」です。
ご飯は、委託炊飯ですので、毎日クラスの人数分が学校に届けられます。
具は給食室で調理し、ご飯と具を混ぜ合わせて、教室に届けます。ですから、具の分だけ、いつものご飯の量より「ボリューム」があります。
1年生と2年生に混ぜご飯の作り方に続けて、「いつものご飯の量より、混ぜご飯の時はたくさん食べることができるよ」という話をしてから、6年生の教室に向かいました。
ホワイトボードに「薬」という字を書きます。その前に「加」という字を書いて、「かやくと読みます。特に関西の方では、具の入ったご飯のことを『かやくご飯』と呼ぶことがあります」と、おなじみの関西ネタを披露しました。カップ麺の具の袋に「かやく」と書いてあるのも、この加薬からきている言葉です。
「加」という字を消して、「薬」の後に「味」という字を書きました。
「3年生にアンケートを取ったとき、『みつば』や『ねぎ』が苦手と答える子が多かったんだけど、皆さんはどうかな」といって、手を挙げてもらいました。苦手な人は数名。3年生に比べると少数です。
挙手した数名に向かって「なんでだろうね」と、笑顔で語りかけてから、次の話に続けました。
「みつばやねぎなどは、薬味に使われることが多い食べ物だけど、薬味というのは、大人の味なのです。毎日活発に動いている子どもは、薬味がなくてもおいしく食べられますが、大人になると食欲がない人もいて、そういう時に薬味が欲しくなるのです」。
「3年生に比べたら、さすが6年生。苦手と答える人が減っていますね。これは皆さんが大人に成長しているからでしょう。今は苦手と思っている人も、今後、普通に食べられるようになるかもしれませんよ」。
6年生の教室の前に掲示されている「卒業カウントダウン」も、いよいよ80日を切っています。
「あと何回できるだろう」。楽しくて何か心に残るような、そんな話ができればと考えています。