
ご飯 牛乳 豚どんぶりの具 さわらの香味焼き 即席漬け
5年生の教室。「今日は何の日ですか」と聞くと、すかさず「肉の日」「いい肉の日」という声の合唱になりました。そうですね。栄養の先生が聞いているのですから、その答えで間違えのないはずです。
しかし、答えてほしかったのは「ブラックフライデー」。今日は色についてのお話です。
「白」、「黒」、「赤」と書いたホワイトボードを見せて、それぞれの色のイメージを聞きました。白はいいイメージ、黒はどちらかといえばよくないイメージ、赤は様々な答えを聞くことができました。
「組み合わせると、また違うイメージになります。白と黒はスポーツの勝敗、赤と白は・・・、お祝いのイメージですね。そして赤と黒。この時の黒色の意味が、ブラックフライデーのブラックです」と言って、次の説明をしました。
・ アメリカの感謝祭の次の日でお休みを取る人が多く、この日に働いている人にはまさしく「ブラック」な金曜日で、ブラックフライデーの始まりはよくない日のイメージだったこと
・ しだいに、感謝祭の売れ残りセールなどが盛んになり、儲かるお店が増えてきたこと
・ 商売では損をしたときは赤い字、儲かったときは黒い字で数字を書くこと。
・ 儲かる→黒字→ブラックという連想で、ブラックフライデーがいい意味の日になったこと
ここで終わっていればよかったのですが、無理やり栄養の話につなげたために、最後は締まりのない終わり方になりました。要約すると、下記の通りです。
日本では昔から、赤、黄、緑、白、黒の5つの色の食品を組み合わせて食べると、栄養バランスが良くなると考えられています。黒の食品は・・・黒豆、わかめ、昆布などの海藻。今日の給食にも使っている・・・こんにゃくですね。黒い食品って、忘れがちになるので、意識して食べるといいと思います。
ブラックフライデーにちなんだ、黒の食品のお話でした。