
愛知のツイストロールパン 牛乳 白身魚の香味焼き ラタトゥイユ コンソメスープ
給食の調理員さんは、
その日の献立や使用食材に合わせてた「作業工程表」を作成しています。それを見れば、給食の調理時間の多くを「野菜を洗って、切る」ことに使っていることがわかります。野菜の処理って、大変なんです。
日本にコンソメ味を広めたのは?
① レストラン ② コンソメの素 ③ ポテトチップ
6年生に聞きました。クイズのコツがわかってきたのでしょうか。たくさんの手が③に挙がりました。
この問題に正解はありません。
「今では『コンソメの素』があるので、家庭でも手軽にコンソメスープを味わえますが、本来コンソメスープは大変な手間と調理技術が必要な料理です。ですから、歴史的に考えれば①→②→③の順を経て広まったと考えられます・・・」と説明した後、「しかし、限られた商品しかなった時代、あの『パ〇チ』という商品はインパクトが大きかった。ですからこの場合、自分の経験からも③と考えても間違えではないと思います」と言ってクイズの説明を終えたあと、次の話につなげました。
・ 朝食がパンの家庭は、ご飯の家庭より、野菜のおかずがない傾向にあること。
・ スープに野菜を入れれば、手軽に野菜がとれること。
・ 手間が少なく、栄養もよくなるお勧めの組み合わせ「もやし+小松菜」。
・ スープを作るとき、ウインナーを一緒に温めれば、もう一つおかずができること。
朝は大変。野菜の処理は手間がかかる。食器のあと片付けも。そんなことは承知の上なのですが・・・。
やっぱり朝食も食事の形を整えてほしい。そう願い、そう訴えることしか、私にはできないのです。