
五穀ご飯 牛乳 さんまのオレンジ煮 親子煮 のりごまサラダ
五穀ご飯に入っている黒米と赤米は、一般的に古代米といわれ、赤飯のルーツと考えられています。そこで、社会科の歴史学習が始まった6年生にお米の話をしようと思い、ホワイトボードには次のように書きました。
A たんぱくしつ
B しぼう
C たんすいかぶつ
「この3つの栄養素には共通点があります。体の中で、エネルギーになることができる栄養素です。この中で、体の中に一番ためておけないのは、どれでしょうか」。
正解のCに手を挙げたのは、前半クラス2名、後半クラス6~7名でした。思ったより正解が少なかったのですが、次のような受け答えをすることで、気が付いたようです。
「脂肪はどこにありますか」→「おなか?」 「たんぱく質はどこにありますか」→「筋肉?」 「それでは炭水化物は」→「・・・?」
以下は、その後の説明の要約です。
・ 炭水化物は、1日のエネルギー量の半日分しかためておくことができない
・ 炭水化物をためられるのは肝臓と筋肉
・ 筋肉の炭水化物は運動のエネルギー
・ 肝臓の炭水化物は脳のためのエネルギー
・ 肝臓の炭水化物がなくなると、筋肉のたんぱく質を脳のエネルギーに使う
・ だから、炭水化物は主食として毎回しっかり食べる
長くなったので、歴史と結びつけるのは次回以降にしました。