
サンドイッチロールパン 牛乳 イカフライのレモン煮 ツナサラダ スイートコーンスープ
6年生の教室に入り、次のように書いたホワイトボードを見せて、話を始めるタイミングを待ちます。
〇〇〇〇にはひらがな、◇◇◇には漢字が入ります。 毎日の〇〇〇〇
あたり前
一回でも抜けたら
◇◇◇人
これは、「一番になる人」という本に書かれていた「格言」です。著者は「つんく」さん。17年前に出版され、本屋さんで立ち読みした本です。
普通本屋さんでは、気になった本を手に取り、「おもしろい」と思った本は買うものです。でも、この本は「あまりにもおもしろかった」ために、その場で全部読んじゃったんです。
その時心に残ったのがこの言葉でしたが、今日みなさんに紹介するにあたって、◇◇◇の部分が不確かだったために、昨日図書館でこの本(一番になる人)を借りて確かめました。◇◇◇は、「非常識」でした。
このような説明をして、◇◇◇の部分に、「非常識」の文字カードを被せました。
「さて、〇〇〇〇は、何でしょう」と言ってしばらく待ちます。「校長先生が4月の始業式の時にお話しした、2つのうちのどちらかだよ」とヒントを出すと、しだいに「あいさつ」とささやくような声が返ってきました。
この後は、自分の「あいさつしたのに無視された時の、悲しくてつらくて、少し腹が立った体験」の話をして、大人がどれだけあいさつに心を配っているかを説明しました。
そして、食べる前のあいさつ。「外食の時、家族で『いただきます』をしている姿を見ると、なんだかこっちも『ほのぼの』とした気持ちになってきますね」と、強引に食事の話につなげました。
あいさつが自然にできる人になってほしくて・・・。