
ご飯 牛乳 鶏肉のレモン煮 金平ごぼう さつま汁 プリン風デザート
メタボ大魔王シリーズからの宿題にしていた、6年生への糖尿病の話。そもそも名前に「尿」という字が入っています。内容的に食欲が上がる話にもなりません。給食時間のお話にしては、不適切な部分があるという自覚はあります。
しかし、せっかくメタボの食育動画に取り組んだのですから、少しでも記憶に残してもらいたいと思って準備しました。
バナナや柿が、緑色から黄色や柿色に変化するイラストを見せながら、次のように質問を続けました。 「何のために果物は色を変えるのか」。
「色が変わるのと同時に変わるものは」。
「甘くなった後の果物はどうなるのか」。
答えてほしい回答はそれぞれ、「見つけやすくなる」、「甘くなる」、「腐る」。甘くなるまでの変化はゆっくりなのに、甘くなった後の変化は比較的速い。そのイメージをつかんでほしいための質問です。
「果物に限らず、生き物の体は一般的に甘い糖分に弱い。特に血管は糖に弱いのです」。
続けて見せたのが、ペットボトルが一般的になるまで販売されていた、500mL入りの清涼飲料水のガラス瓶。同量のペットボトルと比較しても、かなりの大きさに見えます。「瓶には【ホームサイズ】と書いてあります。どういう意味か分かりますか」。
「家の大きさ・・・」という声に、「直接訳したらそうなりますが、ここは『家族で飲むのにぴったりの大きさ』という意味でしょう」と付け加え、次のような説明をしました。
・ 当時街中で、これを瓶ごと飲む人は、ほとんど見かけなかった
・ 「3杯ついでもまだ余る」とCMで言っていた
・ 190mLサイズの瓶があること(こちらが大人の1人分?)
「つまり、この瓶を販売していた会社は、『家族の楽しいひと時をこの飲み物と一緒に過ごしてください。3~4人分入っていますよ』と考えていたと思われます」。
続けて、「ところがペットボトルになって、これを1人で飲む人もいるようです。この商品に限らず普通の甘い飲み物には、おおよそ1本に60gの糖分が入っています」と言い、ここで用意していたホワイトボードを出しました。(長くなりましたので、この続きは、もう一方のクラスの指導の時にお知らせします)
