愛西市立北河田小学校
 

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今日の給食R7 >> 記事詳細

2025/09/08

9月8日の給食

Tweet ThisSend to Facebook | by 北河田小学校先生

ご飯 牛乳 かにたま風卵焼き 鶏と野菜の旨辛炒め バンサンスー 発酵乳

 今日は鉄分強化献立。6年生に「でんぷん」と「鉄」をキーワードにして、理科と家庭科で学習している内容をつなげてみました。下のホワイトボードの写真は、話し終えた時のものです。

 「日光が何かに当たると『でんぷん』ができます。この緑のところ、何だかわかりますか」と聞きました。最初は問題の意味が分からなかった子も、「理科で勉強したよね」と声をかけると「葉っぱ」とわかります。

 右の図を差し、「でんぷんを食べると、熱や力が出ますね。この赤丸のところは、なんでしょう」と言うと、少し間をおいて「ヒト」という声。「そうですね。ヒトなんですけど、ヒトの体の中でも主に、『筋肉と肝臓』としておきましょう」と言いながら、ホワイトボードに書き加えます。
 「こう見ると、『でんぷん』は太陽のエネルギーをため込んで、そのエネルギーをヒトは筋肉の中で開放している。だからヒトは、太陽のエネルギーで生きているのです」。よく考えれば当たり前のことですが、数名の子は目を輝かしながら聞いてくれました。

 「このエネルギーをため込むところ(緑丸)と開放するところ(赤丸)には、同じ栄養素が必要です。カルシウムと鉄のどちらでしょう」と問題を出し、鉄が必要なことを告げました。
 この後の説明は以下の通りです。

・ 葉は家庭科の言葉で、ほうれん草や小松菜など
・ 筋肉は家庭科では、鶏肉、豚肉、牛肉、魚など
・ 肝臓は家庭科では、レバー
・ だから(エネルギーに関係している)これらの食物には、鉄が多く含まれている

 少し難しい内容でしたが、今日のところは、「太陽エネルギー → でんぷん → 生命のエネルギー」のつながりが理解できればいいと思っています。あんな遠くで光っている太陽のエネルギーで生きている、そんな不思議なことがあるってことを・・・。 
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