
栗と舞茸の混ぜご飯 牛乳 季節野菜の天ぷら まこもたけ入りつみれ汁
魚や豆類など・・・。これらは比較的、最近の子どもたちが苦手とすることが多い食材です。そしてきのこも・・・。
今日は舞茸が入ったご飯。
楽しいお話で、いい印象を持ってほしい。
3年生の教室に入り、大きく印刷した舞茸の写真を見せました。「何かわかりますか」。
「しいたけ」、「まつたけ」、「しめじ」など、知っているきのこの名前が出てきますが、全て「違います」と返しました。2クラスの中で、「まいたけ」と答えた子が一人いました。
「今、正解の声が聞こえましたね」と言うと、「数名が『まいたけだ』」とつぶやきます。舞茸の存在は知っているのですね。
「その通り、舞茸ですね」と、
正解を答えた子に微笑みかけて、今日の問題を提示しました。
なぜ、まいたけなの?
① まいおどるほどうれしい
② まいあがるほのうのよう
③ まいごになることがおおい
舞茸の名前の由来を答える問題です。正解は①。「おいしいきのこだから」、「お殿様にあげたら喜んでもらえるから」などの理由です。
不正解の②は「舞茸の見た目が炎のように見えるから」、③は「舞茸は山奥に生えているので、道に迷うことが多かった」という理由を考えました。
これらのことをコミカルに説明しながら、どれかを選んで手をあげてもらいます。結果、②<①<③でした。2クラスとも半数以上が③を選びました。
子どもたちは、混ぜご飯の中から舞茸を見つけて「これが舞茸ですか」と聞いてきます。「そうだよ。おいしいから食べてみて」と声をかけると、パクッと食べて「おいしい!」と答えてくれました。
「しっかり食べて、明日の運動会もがんばるぞ~」と言って教室を出ようとすると、「オー!」と答えてくれました。