平成30年度の西川端

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2019/02/12

2月12日 名前の意味

Tweet ThisSend to Facebook | by 西川端小学校
 昨日紹介した花ですが、シクラメンの和名を「ブタノマンジュウ」というのを知っていますか? この花が海外から日本に入ってきたときに、植物学者が英語の名前(sow bread・・・豚のパン)を直訳してつけたもので、昔は本当に野生のシクラメンを野豚が食べていたそうです。面白い名前ですね。(子どもたちは、オオイヌノフグリの名前の意味を知ると大笑いしますが・・・)ただその後、別の植物学者が、花の形から「カガリビバナ」という名前を付けています。夜に空中で火が燃えている「かがり火」の様子がイメージできますか?
 椿も、木偏に春で「春の木」を意味しますし、スイセンの元の名前 Narcissus(ナーシサス、ナルシサス などと読みます。)も水辺で下向きに咲く花の様子からギリシャ神話の「ナルキッソス」の名前が付けられています。(※ナルキッソスがどんなお話かは、自分で調べてみてください)

 西川端小学校のみなさんも、生活科や家庭科などの学習で、自分の名前の由来を調べたりします。上で紹介した花の名前は花の様子が先で名前が後ですが、みなさんの名前は様子からつけられたというよりも、名前をつけることで、どんな人になってほしいか、意味が込められていることが多いです。自分の名前がもつ意味を考えてみましょう。
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