さて、あの毛虫みたいな花は何の花かわかったでしょうか?

あの花が咲いている木は、ビオトープの池の北側と西側のプールの横に合わせて3本くらいありますが、実は、あの毛虫みたいな部分は、花全体ではなく、花は花でも雄花(おばな)なのです。そして、一部の雄花の根元に、小さな雌花(めばな)が咲いているものがあります。この雌花を見ると少し想像できる人もいるかもしれませんが、これは栗(くり)の木です。

雄花からでた花粉が雌花に受粉すると、ふくらんで栗の実になっていきます。この小さな時から、栗のいが(とげの部分)のような形をしています。
つまり、この毛虫みたいな花は、
栗の花なのです。