
ご飯 牛乳 皮までおいしいさばの塩焼き 大豆の五目煮 かきたま汁
3年生の教室。4種類の魚の「写真」を見せる。
① 秋刀魚 ② 鮎 ③ 鯖 ④ 鰯
「今食べている魚は何番ですか」。
校内放送で「鯖」という名は聞いている。でも、写真を見ても、鯖がどれかわからない。一回目、挙手は④に集中する。
「周りの人につられて」いる様子だったので、「もう一回、自分で選んでみよう」と声をかける。今度は、③を選ぶ子が多くなった。
「答え合わせだよ」と言って、「
① 秋刀魚 ② 鮎 ③ 鯖 ④ 鰯」と漢字で書いてある文字カードを見せました。これらの読み方を確認してから、「正解は③でしたね」と発表しました。
この後は、子どもたちからの「質問攻勢」を受けました。
「秋刀魚って、秋に取れるの?」という質問に、「春にとれるから鰆という字の魚もあるよ」と答えると、「夏や冬は?」と質問がつきません。ここでいい区切りになると思ったので、「魚へんに、夏や冬の魚があるか、調べてみてください」と言って教室を出ました。
3年生。好奇心が旺盛ですね。
「皮までおいしいさばの塩焼き」という料理名は、「皮までおいしく食べられる子になってほしい」という願いを込めてつけました。「皮までおいしく食べられる子」は、きっと「魚が好きな子」なんだろうということをイメージして。 ある給食施設を見学した際、下味をつけた「さば」に、軽く振り塩をしてからオーブンで焼いている姿を見ました。確かに手間はかかるのですが、その時試食した「さば」のおいしさに感動しました。それ以降、毎回ではありませんが、自分の調理施設でも取り入れるようにしています。