愛西市立北河田小学校
 

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2024/02/05

2月5日の給食

Tweet ThisSend to Facebook | by 北河田小学校先生

ご飯 牛乳 豚肉とブロッコリーの揚げびたし 青じそ和え 3種のうま味汁

 2年生の教室。テーマは「うま味」です。
 下記のようにホワイトボードに書きました。

 さとう   → 「 ① 」
 レモン   → 「 ② 」
 うみのみず → 「 ③ 」
 ゴーヤ   → 「 ④ 」
ーーーーーーーーーーーーーーー
 けずりぶし
 こんぶ   → 「 ⑤ 」
 ほししいたけ

 「まずは①~④を考えます。何についての問題でしょうか」。
 教室に入って、このように問題を出す。10秒くらいすると、数名が何かに気がついた様子でこちらに顔を向けてくる。ただ、答えになる「言葉」が出てこないようだ。
 そこで、「砂糖は・・・」と問いかけると、小さな声で「・・・甘い?」と帰ってくる。
 うなずきながら「レモンは」と問う。半数程度から「すっぱい」の声。この「すっぱい」という声には、まだ「迷い」を感じた。ところが、この「すっぱい」から1~2秒後、教室中に自然な笑顔が広がった。そして「迷い」から「確信」へと表情も変化していく。
 
 「わかった」というのが教室に広がる瞬間、その時の子どもたちの表情の変化っていいですね。本当にまぶしく輝いて見えます。その後は、「海の水は」→「しょっぱい」、「ゴーヤは」→「苦い」、「何の問題だった」→「味」とテンポよく進み、次のような説明へとつなげました。
 
・味にはもともと、「甘い」「酸っぱい」「しょっぱい」「苦い」の4つがあったこと。
・日本人が発見した5つ目の味は「うま味」であること。
・今日の汁には、うま味の代表的な食材の「けずりぶし・昆布・干ししいたけ」を使っていること。

 5つ目の味の時に、「辛(から)い」という声も出ました。唐辛子のような「辛さ」は味を感じているのではなく、「痛さ」を感じていることを説明しました。
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