
ご飯 牛乳 さばのカレー焼き ひじきのあえ物 みぞれ汁
①鰯 ②鰆 ③鯖(魚へんに青) ④秋刀魚
と印刷された用紙を見せて、「今日の給食の魚は何番ですか」。
この問題、まず「今食べている魚」の名前がわからなければ答えられません。けれど、さすがは4年生。「さばだよね」と言う声が聞こえます。
それではみなさんで読んでみましょう。
①は・・・「いわし」。半数ぐらいの児童が声を出す。鰯の身がやわらかくて弱いことから「弱」という字を使う。
②は・・・「さわら」。これは1組と2組で様子が異なった。知っている児童は2組の方が多かった。春になると、陸地に近づいてくる(よくとれる)ので「春」という字を使う。
④は・・・「さんま」。知っている子が得意げに答えた。「秋」に日本に近づいてくる「刀」によく似た「魚」と書く。
そして③が「さば」。どちらのクラスも一番大きな声で答えた。背中が「青」く見えるので「鯖」。
ところで、
さばを漢字で書く場合「旁(つくり)」を「青」と書くか「靑」と書くか、つまり「月」か「円」の2通りの字があります。今日はその説明のために、ホワイトボードを使わずに、ワープロで印刷した文字を使いました。
説明の内容は、以下のとおりです。
今のワープロソフトでは(たぶん、みなさんのタブレットでも)、「さば」という字はほとんどの場合「魚へんに靑」と変換されますが、「教科書体」という「字の形(フォント)」で変換したら、この「青」という字に変換されました。「靑」も「青」も、どちらも「青い」という意味で、どちらを使っても間違えではないようです。