
金芽ロウカット玄米ごはん 牛乳 ビビンバ わかめスープ みかん
「金芽ロウカット玄米」。
難しいネーミングですが、その「正体」はいかに。
使う媒体は、稲穂(実物)、もみ米・玄米・白米のイラスト、イラストを貼るためのホワイトボード。
まずは稲穂を見せる。
「米」という声にまじって、「稲」と言う声も。
「これ全体で稲という植物で、この先についている種の部分を米と言います」。
次に、もみ米・玄米・白米のイラストが貼ってあるボードを見せる。
「稲穂の先についている米はもみ米と言います。いつも給食で食べているのは・・・」の所で「白米」という声が横から入る。
「それでは今日のご飯に混ざってる、少し色がついている米は」。
「玄米」。
・玄米は白米より栄養が多い。
・玄米は油の膜で覆われているので水分を吸収しにくく、炊飯に時間がかかる。
・油の膜は「ロウ(層)」と言って、このロウを「取り除く」→ロウを「カット」する。そうした玄米が「ロウカット玄米」。これで白米と一緒に炊飯できる。
・「金芽」と言うのは、米のへこんだ部分(胚芽の部分)が残ったもの。ここが残っていると、さらに栄養が多くなる。
・今日のご飯は、金芽ロウカット玄米が3、白米が7の割合で混ざっている。
難しかったでしょうか。
ちなみに訪問先は2年生です。少し心配でしたが、みなさん楽しそうに聞いて(参加して)いました。
「最近スーパーマーケットでも売っています。よかったらお家でも試してみてください」と言って、教室を後にしました。