
ご飯 牛乳 いわしの生姜煮 大豆の五目煮 たまねぎのみそ汁
10月4日は、数字のごろ合わせで「いわし」の日。
6年生を想定して問題を作りました。
水がふっとうする温度は?
① 約87℃
② 約100℃
③ 約120℃
問題を出すと、当然②を選びます。
「普通は100℃ぐらいなんだけど、日本で一か所だけ、87℃ぐらいで沸騰する場所があります」という話をして、富士山の山頂は「気圧」が低く、沸騰する温度が低いため、普通の鍋ではやわらかいごはんが炊けないことを説明しました。
「沸騰する温度を120℃にすることもできます」と言って、圧力なべの写真を見せます。「この鍋の中で、沸騰してくる蒸気を集めて『気圧』が高くなると、だんだん沸騰しにくくなって、120℃くらいまで温度が上がらないと沸騰しません」と続けるも、だんだん雰囲気が重たくなってきました。
6年生のみなさん・・・、すみません。
「気圧」と「沸騰の温度」の関係を、「わかりやすく」説明するはずだったのですが、なんだか「わかりにくい」説明になってしまいました。
「120℃くらいの高温で調理すると。魚の骨も柔らかくなります。今日のいわしは、そのように調理したものです」と結論を告げて、盛り上がらないままの6年生の教室を出ました。
その後、3年生の教室へ。
話の流れは同じ。ただ「気圧」という理屈を抜いただけ。
これだけのことで、盛り上がったクイズの時間になりました。