
ご飯 牛乳 鶏肉のから揚げ 切干大根の炒め煮 けんちん汁
建長寺(けんちょうじ)→「 」
「今日の給食の料理の名前です」。
「・・・けんちん汁?」。
「正解です」。
神奈川県にある建長寺というお寺で作られていた料理です。
豆腐の料理を作ろうとしていたお坊さんが、豆腐を落としてしまいました。つぶれた豆腐でお汁を作ったところおいしかったので、それ以来このお寺の名物料理として伝えられてきたそうです。
お寺の料理なので、基本的には肉や魚の食材は使いません。
訪問先は4年生。日常的な給食のお話です。
料理の「由来」については諸説あるものが多いのですが、その中でも「妥当性」や「話題性」を考えて選んでいます。
このような軽い話題で「食」への興味を広げ、効果的な「健康教育」へとつなげていきたいと考えています。
もう10年以上前の失敗例ですが・・・。
「豆腐を落として」というところを強調しすぎたのか、「今日の給食は落とした豆腐を使っている」と誤解されたことがありました(その日のけんちん汁は、豆腐を手でつぶして調理していました)。
それ以来、給食では豆腐は必ず「角切り」にしています。