わかめご飯 牛乳 さばの銀紙焼き きりざい おくずかけ
6年2組に「佐織中学校の給食風景」の話を終えた後、4年生の教室へ。
おくずかけ 宮城
きりざい 新潟
「『おくずかけ』は、宮城県の郷土料理です。『きりざい』は、新潟県の郷土料理です。そして、今日はセレクトです」と言うと、教室の中が一瞬静まり返り、「えっ、何が?」という視線がこちらに集中しました。
「どちらの話が聞きたいか、セレクトすることができます」。
挙手の結果、(1組も2組も)新潟県の「きりざい」になりました。内容は下記の通りです。
昔の話です。多くの日本人は、肉や魚などの栄養価の高い食べ物を、ほとんど食べることができませんでした。その時代、栄養価の高い食べ物の代表が大豆で、大豆から作る納豆も貴重な栄養源でした。そのため、納豆のまま食べてしまうのはもったいなく、野菜や漬物と混ぜることで量を増やして、ご飯と一緒に食べていました。それが、新潟県の郷土料理「きりざい」です。
お話の「セレクト」でしたが、子どもたちの興味は納豆の方にあったようです。
「納豆が苦手なんです」という子もいましたが、みなさん「そこそこ」の量を食べていました。もちろん得意な子は喜んで。
私たちが考えている以上に、子どもたちは食べたがっているかもしれません。納豆・・・。