
赤飯 牛乳 鶏肉のから揚げ 春色びたし 春野菜のすまし汁 お祝いデザート
6年生の最後の給食の日。
赤飯のお話です。
私が高校3年生の時、(進路のことを考えて)自衛隊の基地に見学に行きました。自衛隊の給食を食べて、その量の多さにびっくりしました。・・・(中略)・・・お土産に缶詰をもらいました。「赤飯」の缶詰でした。
東日本大震災のとき、自衛隊は避難所のみなさんに、「温かい食事」を作って提供しました。しかし、自衛隊のみなさんの食事は「冷たい缶詰」で、その中には、あの「赤飯」もありました。
赤飯は、もち米なので「腹持ちが」良く、適度な塩味が効いているので、疲れた時の食事として隊員には人気があったそうです。しかし、赤飯を食べている姿を見た人の中には、「災害でみんなが苦しんでいるときに、赤飯を食べるなんてけしからん!」と怒った人がいて、この話は割と広く知られるようになりました。
それから、自衛隊の携帯食に、赤飯はなくなったそうです。
最後の給食の日にふさわしい内容かどうか迷ったのですが、クラスの中に入った時の雰囲気を肌で感じて、話すことにしました。
平和だからこそ、赤飯でお祝いすることができる。
今日、6年生は修了式でした。
小学校の給食も、これで終了です。