
ごはん 牛乳 いかスティック ごぼうサラダ どさんこ汁
12時25分。給食の準備が始まる時間。
ホワイトボードに、大きく「石」という字を書く。訪問先は6年生の予定。
でも、まだ少し時間があるので、最近あまり訪問していない2年生の教室へ向かう。
教室の近くまで来ると、「いただきます」の声が聞こえました。今日は準備が早くできたようです。
「こんにちは」と言って教室に入ると、「いか、嫌いなの」という児童がいました。味付けではなく、「いか」そのもののようです。
「がんばって食べられるんだったら、がんばってほしいけど」。
「う~ん、どうかな。他は好きなんだけど」。
そんな話をしながら周りの様子をうかがっていると、他にも数名が苦手なようです。
「いか」が、苦手な原因は何だろう。
簡単には嚙み切れない、あの独特な歯ごたえか・・・。
嚙み切れずに口の中に残ったものを、飲み込むのが苦手なのか・・・。
好き嫌いの理由は千差万別です。また、「どんな好き嫌いもこうすれば克服できる」という方法は見つかっていません。
しかし、「いつの間にか食べられるようになった」ということはよく耳にします。
嚙む力が強くなったら克服できるのだろうか・・・。
成長によって克服できることを祈っています。だから、その時まで「食べる努力」を続けてほしい。
そんなことを考えながら2年生、そして1年生の様子を見に行きました。
「石」は、またのタイミングにします。