愛西市立北河田小学校
 

日誌

今日の給食 >> 記事詳細

2024/01/18

1月18日の給食

Tweet ThisSend to Facebook | by 北河田小学校先生

ご飯 牛乳 手作りひりょうず きゅうりの香り漬け いわしのつみれ汁

 「ひりょうず」と「がんもどき」。
 調べてみると、それぞれが謎に包まれている。
 関西では「ひりゅうず」と呼ぶ人が多いらしい。
 関東では「がんもどき」と呼ぶ人が多いらしい。
 呼び方は違うが、同じ食品とされる。 

 「ひりょうず」は、山口県で郷土料理となっている。もともとはポルトガルから伝わった、小麦粉と卵を混ぜて油で揚げた「フィリョス」というお菓子がもとになっているらしい。名前は似ているが、油で揚げている以外全く違う食べ物。

 「がんもどき」は、精進料理。鴈(がん)という鳥の味に似ているから、「もどき」という名前にしたようだ。肉食が禁じられていた人たちも、肉の味には憧れがあったのか。ただし、「こんにゃく」で作られていたようだ。

 それが今では、「豆腐」にいろいろな具材を混ぜて作られる「同じ食品」に変化してしている。
 しかし、ここは小学校。難しい話はひとまずここまでにして。

 今日は、2年生と3年生に、「がんもどき」は関西では「ひりょうず」と呼ばれることが多いこと。「もどき」と言うのは「そっくりさん」のことで、「がん」という鳥の肉に似ていたから「がんもどき」と名前がついたこと。肉を食べてはいけなかった、昔のお寺の料理でよく使われていたことなどを、クイズを交えながらお話ししました。

 給食時間のあと、教室に入っている先生から「今日のお汁は特においしかったよ」という言葉をいただきました。いわしのつみれから「良いだし」が出ていたたようです。
14:42 | 投票する | 投票数(5) | コメント(0)