
ご飯 牛乳 とりごぼう かぼちゃサラダ 里芋の白みそ汁
今日は漢字の問題。訪問先は4年生。
▢蒡 (▢は大きな四角形です)
① 牛 ② 馬 ③ 豚
「四角形の中に『ある文字』を入れると、今日の給食に使っている食材の名前になります。食材の名前はわかりますか」。
「蒡」という字になじみがないせいか、なかなか食材を探す方に意識が移らない様子でした。そろそろ答えを言おうと思ったところで、「ごぼう?」という声が聞けました。
「そう、これはごぼうの『蒡』という字ですね。それではこの四角に入る『ご』という字は、次のうちどれでしょう」。
挙手の結果は、②の馬が若干多く、①の牛と③の豚にもそれなりに手が挙がりました。
「答えは1の牛です」。「牛! やったー」と喜ぶ子が数人。こんな問題でも当たればうれしい。いや、こんな「勘」で当てる問題だから、当たるとラッキーと思うのかもしれません。
「何で『牛』という字を使ったんだろう」と質問すると、「大きいから?」と答えた子がいました。「正解!」。
中国では、大きい植物に「牛」という字を使うことがあるとか。「蒡」という植物に似ていて、「蒡」より大きかったので「牛蒡」という名になったそうです。
「クイズ番組によく出てくる字なので、覚えておくといいですよ」。
今日は「かみかみ献立」。せん切りのごぼうに片栗粉をまぶして、油で揚げました。大人でも噛み応えがある料理でしたが、1年生も喜んで食べていたという報告を聞いて、安心しました。