
ミルクロールパン 牛乳 大豆チョコクリーム りんご入りグリーンサラダ 具だくさんスープ
北河田小学校の給食室には、大きな回転釜が3つあります。内釜の表面は2つがアルミ製。1つが鉄製。汁物など、大きな食缶に入る料理は、鉄製の釜をするようお願いしています。その理由は・・・。
給食の時間は憩いの時間。基本的に楽しい話を心がけています。当日の話題に応じて学年を振り分けていますので、6年生の教室を訪問するときはどうしても難しい話になりがちです。さて今日は。
なすの漬物を作るとき、あるものを入れるときれいな黒っぽい色になります。そのあるものとは。
① てつくぎ ② いし ③ はっぱ
なぜか、「はっぱ」に多くの手が挙がる。
答えは「てつくぎ」。なすの色素は鉄があるときれいに発色する。お正月の黒豆を煮る時にくぎを入れるのと同じ。
この問題、今日のスープを作っているときに思いつきました。なすを入れてから、だんだんスープに色が悪くなってくるんです。
「釜の鉄分が溶けだしている?」
教室では、大きい食缶に入れる料理は鉄の釜を使っていること、鉄は少しなら溶け出すことがあること、鉄分は不足しがちな栄養素であることを伝えました。
心の中では、「今日もおもしろくなかった。ゴメンナサイ」と反省しながら。
その帰りに、2年生の教室にも訪問しました。チョコクリームを楽しそうにパンに塗っていました。そんな2年生に、毎日がパンだったこと、食パンにチョコでドラえもんの絵を書いていたなど、思い出話を聞いてもらう自分がいました。