
ご飯 牛乳 トンテキ いかにんじん 三平汁
「学校給食で巡る! 日本全国郷土料理&特産物食べ歩きツアー」も、いよいよラストスパートでしょうか。今日は、三重県のトンテキ、北海道の三平汁、そして福島県のいかにんじんの組み合わせ。作り慣れてはいない、この3つの料理を1日の給食の中で再現できるとは、調理員さんの対応能力の高さがうかがえます。
いかにんじんは、約7キログラムのにんじんを「手切り」で切りました。標準的なにんじんだと、約40本程度でしょうか。
5年生の教室。
「1本のにんじんを細く切るのに、だいたい何分くらいかかるでしょうか」。
「30分!」。「それだと、給食が明日の朝ごはんになってしまいそうだ」。
「5分?」。「それでも、おやつの時間になりそうだね」。
当てずっぽうでも、答えを出してくれるのはうれしいですね。
「それでは、みなさんも慣れれば2分で切れる、にんじんのせん切りの方法です」と言って、次の写真を見せて説明しました。

にんじんをまな板に置いて、斜めに薄く切ります。

少しずらすように重ね、はしから切っていきます。
私が切ると約2分。調理員さんは1分あまりで切るそうです。
「この切り方を知ると、にんじんしりしりが手軽に作れますよ」と言って教室を後にしました。「料理が好きになってくれたらいいな」と願いながら。