12月16日(金)、明治乳業さんに来ていただき、「希望のチョコレート」という授業を行っていただきました。

チョコレートがカカオからできていることは知っていても、カカオがどんなものなのか、どこで育つのかなど、「カカオ」に対する知識は、ほとんどなかった子どもたち。
カカオの木の大きさ、幹からも実がなる様子、実のレプリカなどに興味津々の様子でした。

カカオが遠いアフリカで育つこと。
遠いアフリカの地で、現地の方が手作業で一粒一粒収穫し、発酵させ、数か月かけて船便で届けてくれること。
それが日本で加工され、100円程度で手に入ること。
そこに何の疑問もなく、今日まで過ごしてきたこと。
カカオの産地では、カカオを育てなければ生活ができず、そのために学校にいけない子どもがいること。
その子どもたちのおかげで、チョコレートが食べられること。
その子どもたちは、チョコレートを食べたことがないということ。
その子どもたちのために、できることはないのかということ。
明治乳業さんが行っている産地への支援のこと。
チョコレートを適正な価格で買うことで私たちも支援ができること。
知らなかったことをたくさん学び、考えさせられた1時間でした。
授業の最後にいただいたミルクチョコレートは、「いつもよりずっとおいしい!」と言いながら、みんなで味わって食べました。