6/16(木)5時間目、ウクライナから愛知県へ避難している「イロナさん」をお迎えし、講演会を開きました。

「ウクライナ」と聞くと、「戦争で被害を受けた場所」というイメージがまず湧いてきます。しかし、イロナさんの話を聞いて感じたことは「ウクライナは素晴らしい場所」ということでした。
美しいひまわり畑、広大な小麦畑が広がる国。
コサックの魂を受け継いだ国。
歴史的な建物が多く残る国。
イロナさんが家族や友達と過ごした国。
「それらをすべて戦争に奪われた」
「戦争が起きる前まで、私の人生は完璧だった」
という言葉がとても重くのしかかってきました。
戦争が始まってからのイロナさんの苦労、ウクライナの困難な状況は、聞いていて悲しくなりました。一方で、日本で受けた支援に感謝しているという話も聞きました。5・6年生の子どもたちは英語ばかりの講演でしたが必死で話に耳を傾け、一生懸命メモを取っていました。

英語で質問することができた子や、講演後に英語で話しかけることができた子もいました。

児童会を中心とした5・6年生みんなで、私たちにできること、私たちが大切にしていくべきものごとについて、これから考えていきたいと思います。