
スライスパン 牛乳 じゃがいものチーズ焼き もち麦入りミネストローネ 手作りいちごジャム
5年生の教室です。

「今日の問題はこれ。問題の意味、わかりますか」。
いろいろな解釈をしているようだが、かまわず次の質問へ。
「じゃがいもの色の変化は①でしょうか、②でしょうか」。
挙手は、圧倒的に②が多かった。しかし、「なんとなく②を選んだ」という雰囲気がする。
「答えは②です。でも、必ず緑色になるわけではありません。どうしたら緑色になるかわかりますか」。
「ずっと、放っておく」、「着色料」などという、ユニークな意見も出ました。別に正解しなくてもいい問題。「楽しみながら、真剣に」考えてている様子が、とてもうれしく感じました。
「日光に当てる」。3人が知っていました。
「日に当てたじゃがいもって、おいしいの?」という質問に、「おいしくなるんだったら、みんなそうするよね」と答えると、「そりゃそうだ」とうなずく。
「そうしないのは、逆においしくなくなるからです。それを、もったいないからと思って無理に食べると、食中毒になります」と言って、緑色の部分には毒があることを説明しました。
「今度の家庭科の授業で、じゃがいもをゆでますよね。おいしいじゃがいもを作ってくださいね」と伝えて教室を出ました。
教室からは、「〇〇(担任の名)先生、緑色のいもは買ってこないでね」という声が聞こえてきました。何だか、温かい・・・。うまく表現する言葉が見つかりませんが、心地よさを感じた教室でした。