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1年生といえば、アサガオの栽培。
北河田小学校では、毎年2年生が新入生に、自分たちが育てたアサガオの種をプレゼントしています。6年生に確認したら、自分たちもやっていたと・・・。もう何代続いているのでしょうか。そんなアサガオの話題から。
アサガオ → 花 → 種 → アサガオ
ハクサイ → 花 → 種 → ?
「アサガオは、花が咲いて、種ができて、その種を次の年に育てたら、また同じアサガオになりますね。それでは、ハクサイはどうだと思いますか」。
わざわざクイズに出すのだから、ということでしょうか。「ハクサイにならない」を選んだ児童の方が多くいました。理科的に考えると「ハクサイの種からは、ハクサイができるはず」です。ですから、「ハクサイになる」を選んだ児童の方が、自信がある様子でした。
「答えは、『ハクサイにならない』です」
アブラナの花の拡大写真を見せながら、「めしべ」と「おしべ(花粉)」を確認して、次のように説明しました。
ハクサイの「めしべ」は、仲間のアブラナ科の植物の「花粉」とも受粉するので、その種で育てても、だんだん結球しなくなること。
アブラナ科の植物を除去した「離島」でハクサイの種子を採取し、その種子を利用して栽培したのが、日本のハクサイ栽培の始まりだったこと。
花の写真を見せた時、「あっ、教科書」という声が聞こえました。5年生の理科の教科書の写真と似ていたのでしょう。
「教科書には、昔の人の発見や工夫がたくさん載っているんだよ。それを勉強しているんだよ」と付け加えて、教室を後にしました。