愛西市立北河田小学校
 

日誌

今日の給食R6 >> 記事詳細

2024/04/19

4月19日の給食

Tweet ThisSend to Facebook | by 北河田小学校先生

ご飯 牛乳 鮭のごまみそ焼き 愛知キャベツとスナップエンドウのサラダ 愛西みつば入り玉麩汁

 1年生といえば、アサガオの栽培。
 北河田小学校では、毎年2年生が新入生に、自分たちが育てたアサガオの種をプレゼントしています。6年生に確認したら、自分たちもやっていたと・・・。もう何代続いているのでしょうか。そんなアサガオの話題から。

 アサガオ → 花 → 種 → アサガオ
 ハクサイ → 花 → 種 →   ?

 「アサガオは、花が咲いて、種ができて、その種を次の年に育てたら、また同じアサガオになりますね。それでは、ハクサイはどうだと思いますか」。

 わざわざクイズに出すのだから、ということでしょうか。「ハクサイにならない」を選んだ児童の方が多くいました。理科的に考えると「ハクサイの種からは、ハクサイができるはず」です。ですから、「ハクサイになる」を選んだ児童の方が、自信がある様子でした。

 「答えは、『ハクサイにならない』です」 

 アブラナの花の拡大写真を見せながら、「めしべ」と「おしべ(花粉)」を確認して、次のように説明しました。

 ハクサイの「めしべ」は、仲間のアブラナ科の植物の「花粉」とも受粉するので、その種で育てても、だんだん結球しなくなること。
 アブラナ科の植物を除去した「離島」でハクサイの種子を採取し、その種子を利用して栽培したのが、日本のハクサイ栽培の始まりだったこと。

 花の写真を見せた時、「あっ、教科書」という声が聞こえました。5年生の理科の教科書の写真と似ていたのでしょう。
 「教科書には、昔の人の発見や工夫がたくさん載っているんだよ。それを勉強しているんだよ」と付け加えて、教室を後にしました。
14:04 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0)