金芽ロウカット玄米ご飯 牛乳 ビビンバ ワンタンスープ 一口桃ゼリー
「金芽ロウカット玄米ご飯」って難しい。しかし、子どもたちには「何を食べているか」理解してほしい。ですから、次のようなホワイトボードと「白米」と「玄米」のイラストを準備して教室へ。今日は4年生です。
説明は次のように行いました。
・白米と玄米を比べると、栄養が豊富なのは玄米。
・ご飯を炊くときには水を入れる。
・ご飯が炊きあがると、水はなくなる。
・水がご飯の中に入って、やわらかいごはんとなる。
・今日の給食の「ロウカット玄米」の「ロウ」は、ろうそくの「ろう」と同じで「あぶら」の仲間のこと。
・普通の玄米はロウの膜で覆われているので、水が入りにくい。だから、白米と一緒に炊いてもやわらかくならない。
・「カット」は、取り除くという意味。ロウを取り除くと、白米と一緒に炊ける。
続けて、金芽の説明。
・(白米のへこんでいる部分を指し)ここに栄養価の高い部分があった。白米にすると、取れてしまう。
・今日の玄米は、この部分を残している。
・色は黄色っぽいのだが、イメージ的に「金」の方が良いと思ったのだろう。この部分は「金芽」という名前となった。
・今日は「金芽ロウカット玄米」が3割入った「ご飯」なので、「金芽ロウカット玄米ご飯」という。
「ろうそく」のイメージから「ロウ」を説明しようと考えたのですが、「ろうそく」そのものを、身近に感じられていないようです。「ケーキに立てて火をつけるやつ」という言葉を加えたことで、うなずく児童が増えました。
「金芽ロウカット玄米」は、スーパーマーケットでも見かけることがあります。よろしければ、ご家庭でもお試しください。