こぼれる光に見え隠れしながら花びらが舞う、そんな花曇りの日になりました。
桜の花は、いつまで見ていても
飽きないですね。
平成29年4月6日、木曜日、佐屋西小学校入学式を行いました。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
33名の新入生が、少し緊張した面持ちで体育館に入場しました。来賓の方々、保護者の方々、6年生、そして職員からの、大きな拍手に包まれて、新入生席に着席し、式が始まりました。
(式辞より)
四月になってようやく、桜の花があちこちで開きだしました。みなさんの入学を待っていたかのように、これから満開になってくるのだと思います。
さて、その桜の花ですが、桜の花の色は何色でしょう。
そうですね。きれいなピンク色をしています。桃色と言ったり、花の名前そのままに、桜色とも言ったりします。誰もがピンク色だと思っている桜ですが、本当にピンクでしょうか。あざやかなピンク色だと思っていた桜は、近くでよく見ると、案外、花びらは白いんです。白色の花びらなのに、咲いている桜を見ると、濃くピンク色に見えるんです。あれ、変だな、不思議だなって思いませんか。どうしてなんでしょう。
今日は答えを言いません。
大事なことは、いろいろなものを見たり聞いたりした時に、あれ、どうしてだろう、不思議だなあ、といろいろ気づくことなんです。自分で気づいて、そして、気づいたら、まず、自分でそのわけを考えてみることです。自分の考えをもつことです。自分の考えをもったら、それを確かめるために、いろいろと自分で調べてみる。それが小学校の勉強なんです。
また、気づいてほしいのは勉強のことだけではありません。周りのお友達の様子にも気づいてほしいのです。お友達は、今、うれしい気持ちかな、困っていることはないかな。そして、もし困っていたらどうしてかなと考えて、いちばんいいと思う方法で助けてあげましょう。それが大事です。
まず、気づきましょう。気づいたら自分で考えて、自分の答えを出してみましょう。そして、いろいろと調べてみましょう、いいことをやってあげましょう。それができる子になれるといいですね。がんばってください。
6年生が、歓迎の言葉を贈りました。
佐屋西小学校の合言葉。「さやにし」の「さ」は「さわやかに」。「や」は「やさしく」。「に」は「にこにこ笑顔で」。「し」は「しんけんに」。
式後は、1年生の教室で、担任の先生からのお話を聴きました。
1年生全員と保護者の方で、「ハイ、チーズ!」
明日も元気に学校に来てください。
*記事内に、中森明菜の「花曇り」より歌詞の引用あり