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令和4年度の西川端

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2022/04/22

こいのぼり(5年音楽)

| by 西川端小学校
 5年生が音楽で「鯉のぼり」の歌を聴いて、歌詞の語句について考えていました。
といっても、
 やねよりたかいこいのぼり~♫
という「こいのぼり」の歌ではなく、
 いらかのなみとくものなみ~♫
の「鯉のぼり」の方です。
 こちらの「鯉のぼり」は、大正時代から歌われており、最近ではあまり使われない語句があるので、歌詞を理解するためにも大切なことです。

 まずはひらがなだけで、歌詞を紹介します。もしかすると、大人でもわからない語句があるかもしれませんよ。

♫ 鯉のぼり 作詞不詳 作曲弘田龍太郎

 いらかのなみと くものなみ
 かさなるなみの なかぞらを
 たちばなかおる あさかぜに
 たかくおよぐや こいのぼり


 ひらけるひろき そのくちに
 ふねをものまん さまみえて
 ゆたかにふるう おひれには
 ものにどうぜぬ すがたあり


 ももせのたきを のぼりなば
 たちまちりゅうに なりぬべき
 わがみにによや おのこごと
 そらにおどるや こいのぼり


下は、西川端保育園の鯉のぼりです。


 どうですか、意味が分かりましたか?
 ひらがなだけだと余計に難しいですね。漢字を見ると少しわかりやすくなるかもしれません。下は漢字の歌詞です。

甍(いらか)の波と 雲の波
重なる波の 中空(なかぞら)を
橘(たちばな)かおる 朝風に
高く泳ぐや 鯉のぼり

開ける広き 其の口に
舟をも呑(の)まん 様見えて
ゆたかに振(ふる)う 尾鰭(おひれ)には
物に動ぜぬ姿あり

百瀬(ももせ)の滝を 登りなば
忽(たちま)ち竜に なりぬべき
わが身に似よや 男子(おのこご)と
空に躍るや 鯉のぼり


1番の 甍(いらか)とは、簡単に言えば、家の屋根の上の部分(屋根の瓦(かわら)を意味することもあります)のことです。家が立ち並んでいると、屋根の高いところがいくつも重なって、まるで波のように見え、その向こうに広がる空の雲とともに、たくさんの波の中を「鯉のぼり」が泳いでいる様子を歌っています。

 下は小学校の3階からとった景色です。いらかの波のイメージがわかりますか?


2番は 鯉が大きく口を広げ、尾ひれを雄大になびかせている姿を歌っています。

3番は 鯉が滝を登って竜になる中国の伝説「登竜門」が元になっているといわれ、
全体を通して、男の子が「こいのぼりのように雄大な姿に成長するように」という立身出世の願いが込められているそうです。

 もうすぐ5月5日「こどもの日」端午の節句です。鯉のぼりの歌が2つあることを覚えておいてくださいね。

09:43