今日の花は1枚目の写真のようにとても小さいので、気にしない人は全く気がつかないかも知れません。
でも、近くで見ると色も形もとてもきれいな「スミレ」の花です。
日本では「菫(すみれ)色」と言えば紫色の代表的な名前ですね。
気づいたときにはそこに咲いていた、という人もいるかも知れません。実はスミレは小さくても、種を遠くまではじき飛ばす能力があり、中には数mもはなれたところまで飛ばされる種もあります。それだけでなく、種には「エライオソーム」というかたまり部分がくっついており、それが好きなアリは、遠く離れた巣に種ごと運びます。エライオソームを食べた後、種だけ巣の外に捨てるので、前に花があった場所とは全く違うところに芽を出すことになり、今までなかった場所に急に菫の花が咲いたように感じるのだそうです。
いよいよ明日から新年度。みなさん準備はできていますか?
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どんな1年になるでしょうか? 楽しみですね。