天気の変化・予測について学習してきました。子どもたちは、雲がある・なしで天気を区別したり、雲があると天気が変化することをまとめると、疑問が生まれました。「そもそも、雲はなぜできるの??」それをみんなで追究してみました。
雲は、水蒸気がひやされた小さな水滴の集まりです。では、どうしてできるのか?どうやってできるのか?『気圧』と『冷える』をキーワードに実験をしました。
『気圧』=空気には重さがあり、高い山にいくほど上部の空気が少なくなります。これを気圧が下がるといいます。真空装置にマシュマロを入れ、気圧を下げていったマシュマロを観察すると…「大きくなった~!!」気圧が下がる→空気が膨張→冷えるのです。
その逆に、加圧すると→温まる原理を活用し、炭酸キーパーを用いてペットボトル内の空気を加圧しました。それを外すと、一気に膨張して『冷える』→水蒸気が水滴になります。その実験に取り組んだところ、「雲だ!雲ができた~!!」と大喜び!何度も繰り返して、雲ができる様子を確認していました。
この先、中学校でも学習する内容にはなりますが、今、なぜ?と思ったことをその場で追究し、「調べたい・確認したい」という主体的で深い学びへとつなげていってほしいなと思います。





