修学旅行が終わりました。立田中は6月11日(火)~6月14日(金)までの3泊4日で、東北・関東を訪れました。目的は『①集団行動の大切さを知る ②仲間のよさを知る ③震災を学ぶ ④日本の文化・芸術・歴史・伝統を深める』の4つです。
子どもたちにとっても、4日間という長い行程は、とても大変だったと思います。
また、完全なるデジタルデトックスではありませんが、子どもたちの会話を聞いていると、「スマホ・ゲームから離れる」貴重な機会だったことがわかりました。
初日は、岩手県の中尊寺金色堂を観てきました。その後、気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館を訪れました。2日目は石巻市にある「3.11みらいサポート」で学んだ後、松島を観光しました。3日目は、東京班別行動のあと、ディズニーランド、4日目はクラス分散でした。
震災についてのワークショップでは、「子どもには、助ける・支える力がある。だからこそ、自分が助かっていのちを守り、暮らしを支え、将来は被災した地域を盛り立てていこう」という言葉が印象的でした。「助かることの意味が2倍・3倍になる」といった呼びかけに胸が熱くなりました。
4日目に立田中学校へバスが到着し、全員無事に帰って来ることができたことにホッとしました。
解散式では、「生きたくても叶わなかった人たち」のことを話しました。これからも、子どもたちには、自分の「いのち」だけでなく他者の「いのち」も考えられるような優しさをもって生活していってほしいと思います。
保護者のみなさまにも、修学旅行の話を話題にしていただき、より深い思い出となるようお願いしたいと思います。3年生はこの後、中学校総合体育大会に向けて取り組んでいきます。家庭でのサポートもよろしくお願いいたします。
