8月は、広島・長崎の原爆の日や終戦の日を迎える月です。お盆の時期とも重なり、命の尊さや平和への願いを改めて心に刻む「祈りの月」と言われています。いよいよ夏休みも後半です。
7月26日夜に放送されたBS-TBSの番組「あれから10年 これから10年」では、東日本大震災を経験した若者たちの10年の歩みとこれからの未来が紹介されました。その中で、本校3年生が6月の修学旅行で訪れた宮城県気仙沼市「震災遺構・伝承館」での様子が放送され、語り部の熊谷さんの話を真剣に聞く生徒の姿が映されました。
震災で失われたのは建物だけでなく、人とのつながりや地域の歴史、かけがえのない命でした。「生きることをあきらめない」「当たり前の日常は当たり前ではない」という語り部の言葉は、生徒の心にも強く残ったと思います。南海トラフ地震が予想される地域に暮らす私たちにとって、学んだことを実際の行動につなげていくことが何より大切です。
また、夏休み明けの9月1日は、若者の自殺が最も多い日とも言われています。不安な思いを抱えている人がいたら、一人で抱え込まず、ぜひ身近な大人に相談してください。
今日の英語:
You’ll never find a rainbow if you’re looking down.
「あなたが下を向いてばかりいたら、虹は見つからない」
落ち込んだり、うまくいかなかったりする日もある。そんなときこそ、
少し顔を上げてみよう。君のそばには、応援する人が!