いじめや虐待、障害への偏見、SNSでの誹謗中傷、ヤングケアラーなど、人権に関わる問題は今も深刻です。私たちは誰でも「生まれながらに大切にされる権利(基本的人権)」をもっていますが、その権利が身近な場所でも奪われることがあります。
以前、道徳の授業で扱った話です。
混雑したバスで赤ちゃんが泣き出し、お母さんは周りに迷惑をかけまいと、目的地に着く前に降りようとしました。そのとき、運転手さんは「赤ちゃんは泣くのが仕事です」と声をかけ、乗客も拍手で応えたそうです。
アメリカでは逆に、運転手から降りるよう言われたお母さんのために、乗客全員が「一人にしない」と降りて抗議したこともあります。国が違っても、人を思いやる心は同じです。
今年の人権週間の重点目標は、「『誰か』のこと じゃない。」
人権を守ることは、私たち一人ひとりの行動から始まります。
● 傷つける言葉を言わない ● 困っている人に気づく ● 違いを認め合う
小さな思いやりが、誰かの力になります。この機会に、「自分も相手も大切にすること」をあらためて考えましょう。
相手の気持ちを少しだけ想像し、行動できる人でいてください。