

今日から11月です。11月の保健室廊下掲示は、「リフレーミング」です。ものの見え方や考え方は人それぞれです。同じ物事でも見方を変えると感じ方も大きく変わります。自分や他人を見る視点が変わると、自分にも他人にも優しくなれるかもしれません。
コロナ禍を経てITが発達した現在、「言葉」がキツイ、汚い、攻撃的である児童が多くなっているように感じます。また、自分の行動を客観的に捉えることなく、周囲の友だちや大人の行動や言動を批判し、自身の正当性や権利を声高に主張し賛同を得ようとする児童の存在も気掛かりです。これらの児童は、自己肯定感や自己有用感が低く自身を大切に思うことができなかったり、心にゆとりがもてず他者に攻撃することで内なるストレスを発散したりしている場合があります。
物事の見方や考え方をいつもとは違う方向から捉え、自分に自分にOKを出したり、余裕をもって他者と向き合える児童が増えるとよいなあと思います。